『現代中国の文化』(明石書店・2005年)
美術の章目次紹介
第一章 現代中国の美術 (陸偉栄)
第一節 アヘン戦争から辛亥革命まで
清初から清中期の中国画壇
美術の商業化
開港後の上海
海上画派の誕生
任伯年と呉昌碩
第二節 民国期の美術(1919~36年)
五四運動と美術革命
美術留学生
洋画運動
魯迅と木刻青年
日本との関係
第三節 日中戦争時期の中国美術 (1937~45年)
国統区の美術活動
辺区の美術活動
近代中国の美術教育
第四節 新中国の美術
1 文革までの美術(1949~66年)
2 文革期の美術(1966~76年)
3 転換期の美術(1977~89年)
4 1990年代の美術
第五節 主な美術家
斉白石/ 徐悲鴻 / 劉海粟 / 豊子愷/
蒋兆和 / 傅抱石 / 林風眠/
司徒喬 / 李可染/
李樺/ 王式廓/ 力群/
董希文/ 黄新波 / 古元/
石魯/ 黄冑 /
方増先 / 陳逸飛 / 羅中立/
陳丹青/ 徐冰 / 方力鈞
全書の目次はこちら
Friday, December 15, 2006
Thursday, December 07, 2006
Wednesday, November 08, 2006
中国近代漫画:豊子愷与竹久夢二Comics in Modern China: Feng Zi-kai and Takehisa Yumeji
Comics in Modern China: Feng Zi-kai and Takehisa Yumeji
視覚文化---
中国近代漫画:豊子愷与竹久夢二
(吉川健一)
2000年12月
香港中文大学・中国文化研究所
『二十一世紀』第62期
pp.96~106
概要
近代中国の漫画文化の創始者と位置付けられて
いる豊子愷は、日本留学で竹久夢二作品と出会い
漫画を手がけた。その作品集には初期の夢二の
「非美人画的」な作品が見られる。しかしながら、
中国では豊子愷の漫画作品に竹久夢二の影響は
長い間認知されていなかった。二人の作品を実際に
比較して、豊子愷に影響を与えた夢二は
「社会主義時代」の夢二だと結論した。
視覚文化---
中国近代漫画:豊子愷与竹久夢二
(吉川健一)
2000年12月
香港中文大学・中国文化研究所
『二十一世紀』第62期
pp.96~106
概要
近代中国の漫画文化の創始者と位置付けられて
いる豊子愷は、日本留学で竹久夢二作品と出会い
漫画を手がけた。その作品集には初期の夢二の
「非美人画的」な作品が見られる。しかしながら、
中国では豊子愷の漫画作品に竹久夢二の影響は
長い間認知されていなかった。二人の作品を実際に
比較して、豊子愷に影響を与えた夢二は
「社会主義時代」の夢二だと結論した。
Sunday, October 29, 2006
戦後日本の工業デザイン
「戦後日本の工業デザイン」(中文)
中国・南京芸術学院学報編輯部
『美術與設計』2001年1月
総87期
pp.71~77
(概要)
日本は戦後、中国と違った工業化の道を歩んできた。
産業技術は拡大し、工業化社会に伴って発展する
産業デザインは、旧来の「図案」の段階を超えて、
大量生産と消費に適合していく。これに対して、中国
では産業の社会化を迎えることはなかった。戦後、
現代デザイン運動は日本全国で広がり、啓蒙的な
役割を果たした。「グッドデザイン」運動などの展開に
続き、機能主義がデザイン活動の全過程にも反映
されている。本稿は戦後日本の工業デザインの
流れを検討してみると、同じアジアの国として中国への
示唆は大きい。
中国・南京芸術学院学報編輯部
『美術與設計』2001年1月
総87期
pp.71~77
(概要)
日本は戦後、中国と違った工業化の道を歩んできた。
産業技術は拡大し、工業化社会に伴って発展する
産業デザインは、旧来の「図案」の段階を超えて、
大量生産と消費に適合していく。これに対して、中国
では産業の社会化を迎えることはなかった。戦後、
現代デザイン運動は日本全国で広がり、啓蒙的な
役割を果たした。「グッドデザイン」運動などの展開に
続き、機能主義がデザイン活動の全過程にも反映
されている。本稿は戦後日本の工業デザインの
流れを検討してみると、同じアジアの国として中国への
示唆は大きい。
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