Sunday, October 29, 2006

戦後日本の工業デザイン

「戦後日本の工業デザイン」(中文)



中国・南京芸術学院学報編輯部
『美術與設計』2001年1月 
総87期 
pp.71~77



(概要)

日本は戦後、中国と違った工業化の道を歩んできた。
産業技術は拡大し、工業化社会に伴って発展する
産業デザインは、旧来の「図案」の段階を超えて、
大量生産と消費に適合していく。これに対して、中国
では産業の社会化を迎えることはなかった。戦後、
現代デザイン運動は日本全国で広がり、啓蒙的な
役割を果たした。「グッドデザイン」運動などの展開に
続き、機能主義がデザイン活動の全過程にも反映
されている。本稿は戦後日本の工業デザインの
流れを検討してみると、同じアジアの国として中国への
示唆は大きい。